巨人がリアルで怖すぎる!!
イギリスの童話「ジャックと豆の木」をベースにした物語です。
子供の頃に絵本で読んだ「ジャックと豆の木」に出てくる巨人の怖さなど、本編に出てくる巨人の恐怖に比べたら比較になりません。
ストーリー自体は「ジャックと豆の木」そのものですが、このお話を実写映像化するとここまで迫力あるものになるのか!というほど面白い作品でした。
一番インパクトがあるのはなんといっても天空に住む巨人達です。
一つ一つの動作や登場人物達と絡むシーンではCGとは思えないリアルさで、人間なんてなんの躊躇もなく殺したり食べたりしてしまいます。
巨人の大群が天空から人間達の世界に攻めてくるシーンでは、人々が馬に乗って逃げても簡単に追いつかれ、まるで虫けらのように馬ごと叩き潰されたり弾き飛ばされたりしてしまいます。
巨人相手に逃げることしかできない人々の姿がより一層恐怖感を煽ります。
しかし、圧倒的な巨人の強さに完全に無力かと思われた人間達でしたが、主人公のジャックや国王をはじめ登場人物の勇気と判断力が素晴らしく巨人にも引けを取らない強さを発揮していきます。
この映画の中では権力者である国王や貴族と庶民のジャック達が力を合わせて国難に立ち向かうシーンが印象的でした。
絵本の「ジャックと豆の木」とは全く違う興奮を味わえる面白い作品でした。
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