女の1人飲みも楽しめるきっかけのマンガ
主人公、『村崎ワカ子』が1人で飲み屋に行きお酒に合うツマミ(料理に合うお酒)を紹介する短編マンガです。
漫画はもちろんですが、お酒も大好きな私がこの作品を読まないわけにはいかないと思い、この時に初めて1人で居酒屋に行ってお酒を呑みながらマンガを読む事にしました。
正直クオリティは期待してませんでした。
が、料理の美味しさがすごく伝えられてる上にそのお酒を飲みたくなってしまう絵や感情表現のうまさ。人物は万人に好かれそうな絵のタッチで、背景もきっちり書き込まれていて、すごく一話一話が丁寧に描かれている事に新久さんの力を見せつけられた気がします。
ワカコを通して新久さんの食べ物やお酒に対する捉え方、考え方をとても上手に表現して、お酒好きな読者に対して生臭い食べ物もお酒と合わさる事で旨味に代わるとこや食材のありがたさや店主のお客様に対する見解や主人公ワカコ以外の観点もあの短編で表現出来るのはかなりの実力がないとできません。
身近な飲み屋で、どこにでもいる会社員の日常を描いたマンガですが
『この料理にはこのお酒が合うんだ!今度この組み合わせで呑んでみたい!!』とすごく共鳴出来るマンガで、このマンガのお陰で1人飲みデビューした女性は多いと思います(私もその内の1人です(笑))
呑むのは好きだけど『1人で呑むとか無理』
美味しいもの食べたいけど『1人でご飯食べに行けない』
とか思う人にお勧めで、居酒屋に行って読むと更に楽しいマンガだと思います( ¨̮ )
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