中妹を見て…。 - この中に1人、妹がいる！　の感想

この作品のコンセプトは主人公の帝野将吾の腹違いの妹が誰なのかを探す事。そして、将吾への電話の主はボイス変換機能ある携帯電話でかけられており、一体誰がしたのかを推理する作品。更には将吾がヒロインの鶴眞心乃枝と神凪雅、水谷衣楠に私生活を振り回される点、校内でも国立凛香、天導愛菜、嵯峨良芽依にまで振り回されるとこが見所でもあります。

中妹は単なる学園恋愛系作品ではなく、推理系作品としても楽しむ事ができます。ですから、ネタバレは絶対してはいけない作品であると僕は考えています。

アニメ版は2012年7月から3ヶ月間、TBSで放送されましたが、TBS木曜深夜アニメの中ではかなり刺激的な作品と言っても過言ではありません。お色気シーン(特に裸の描写)がかなりある為、地上波版では修正が所々施されていますが、それでも放送コードギリギリでした。しかし、DVD版では無修正でリリースされています。昔の作品はお色気シーンとか普通にありましたが最近のアニメでは正直かなり少ないです。そんな中で中妹は異例と言っても過言ではありません。こういう作品が少なくなってきた中で中妹というアニメは珍しい部類に入るでしょう。

アニメ版2期も見たかったと考えていますが、原作が終了してしまった為、実現する可能性はほぼなくなりました。中妹のような作品が出てきたら私は見てみたいと、そう思っています。