トリコと料理 - トリコの感想

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漫画レビュー数 3,135件

トリコ

4.254.25
画力
3.75
ストーリー
3.75
キャラクター
4.13
設定
4.38
演出
4.13
感想数
4
読んだ人
15

トリコと料理

4.54.5
画力
4.5
ストーリー
4.0
キャラクター
4.5
設定
4.5
演出
4.5

初めてこの「トリコ」を見たときは、非常に良く「食べ物」を美味しそうに食べる場面が印象に残った。 主人公の「トリコ」が最初の強敵「ガララワニ」とのバトルシーンの「ナイフ」や「フォーク」などの技を使う場面もかなり良かったけど、むしろトリコがシェフの「小松」のホテルの料理を大量に食べている場面が非常に羨ましかった。 トリコの食事シーンはたいていの他の漫画の食事シーンとは違い、こと細かに彼の食事の動作を上手く書いている。 「蟹ブタのロースト(羽衣レタス巻き)」を食べるシーンは、見てる方の人間(読者)の食欲も刺激していると思う。 他にもトリコが「俺は”喰う“目的以外で獲物は殺さねぇ!!」という「無益な殺生」を行わないというセリフには、彼がただの食いしん坊じゃないことがうまく描かれていた。 最後にトリコが「虹の実」を食べて、自分の「人生のフルコース」に決めたシーンが非常に印象に残った。

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トリコについて考察

まず、トリコというタイトルについての考察だが、やはり虜になるというとこから来ているように思う。トリコは食べ物がメインで描かれている作品なのでやっぱり上手い食べ物に虜になるという意味だと思う。他作品のワンピース(ひとつなぎの大秘宝)なども物語のキーを握っているので同じジャンプのトリコも最終的には神の食材ゴッドに虜になるんじゃないかと思っている。主人公のトリコについては、楽天主義で勝気な性格でありながらも、食事の際には『この世のすべての食材に感謝を込めていただきます!』と言うことを欠かさない所や、子供たちに食材を分け与えたり、バトルウルフのお母さんが出産するシーンで気を遣ったりと優しい面も漂わせる。このことはやはりトリコの幼少期に自分が貧しかったので人の痛みや苦しみひいては動物の気持ちが思いやれる土台になったんだと思う。トリコを書いている島袋光年先生は過去に世紀末リーダー伝たけしという作品...この感想を読む

5.05.0
  • タッキータッキー
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