14歳の恋のあらすじ・作品解説
14歳の恋とは水谷フーカによって描かれた初恋物語である。2011年に第1巻が描かれてから、2015年2月現在では第4巻が発売されている。水谷フーカは物心がついた時には絵を描いており、高校卒業後は専門学校で学び、様々なジャンルを手掛けているが、透明感に溢れ画風も素朴で温かみがあることから、多くのファンが定着している。 14歳の1年間に絞って物語は進行し、小学生の頃から見た目が大人っぽいと言われてきた、田中彼方と吉田和樹を中心に展開している。どんなに大人っぽく見えても、14歳の純真な心が同年代のみならず、大人たちにも支持されている。同世代の人は今の自分に重ね合わせ、大人たちは過ぎ去った青春の甘酸っぱい想い出と共に、ページをめくる指がはがとるのである。主人公の2人が周囲が求める14歳とのギャップに戸惑う辺りは、大人たちの悩みにも通じるところがあり、本来の自分とは何かを考える機会を与えてくれる作品でもある。
14歳の恋の評価
14歳の恋の感想
青春だね
「14歳の恋」は、水谷フーカ先生の恋愛コミックです。中学生の恋愛を描いた漫画になっています。主人公の田中彼方、吉川和樹は、同じ小学校出身の大の仲良し。ふたりそろって背が高くて、みんなに落ち着いてる、大人っぽいといわれています。二人っきりになった時に、まわりを気にすることなくありのままの状態でやりとりを交わす二人がとても微笑ましいです。はじめてキスしたけど、それを他の子に見られてしまうお話も面白かったです。最初は、そこまで期待せず読んだのですが想像以上におもしろくて、はまってしまいました。青春漫画が読みたい方に、オススメです。