2巻までは非常に面白い
映画化もされた作品で、ニュース番組等でも取り上げられたことがあるので「見たことある!」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。ごく普通のオタク少年、デイブが通販で買ったタイツを着てヒーローごっこをしていたら本物の凶悪犯罪に巻き込まれ・・・というあらすじ。ヒーローコミックとはいったもの、超能力も持たず、身体能力も少し鍛えた常人並みという彼がどのように悪に立ち向かうか、もちろんボコボコにされますし作品内ではほとんど血まみれです。しかし、正義の味方ぶって暴力の応酬を繰り広げるからこそヒーローとは何か、というテーマが光ってきます。上記の通りこの作品は映画化もされましたが、映画を見たという人でもこの漫画は読む価値があります。それというもの、この映画版は「漫画版で活躍の薄かったキャラクターにスポットライトを当てる」という演出がされているのです。反面、映画版で影が薄くなってしまっていたキャラクタ...この感想を読む
4.04.0