2140〜ピーター・ピンセントの闘いの評価
2140〜ピーター・ピンセントの闘いについての評価と各項目の評価分布を表示しています。実際に小説を読んだレビュアーによる評価が1件掲載中です。
各項目の評価分布
2140〜ピーター・ピンセントの闘いの感想
衝撃の後半。
「2140 ~サープラス・アンナの日記~ 」の続編です。1巻目だけで終わるには物足りない部分が少なからずあったので、続編が出ると知って心底安堵したのは私だけではないはず…!また、前作同様、表紙の絵が綺麗で心惹かれます。この巻では、1巻目でアンナと出会うピーターがメインに据えられています。もしかしたら読む人によっては、…途中、かなりの鬱展開かもしれません。でも、ピーター・アンナ達が懸命に生きてることが本当に救いです。このお話の設定が一体どんな結末を望んでいたのか、とにかく知りたくてまたハラハラ一気に読むことになりました。不老不死が健全かどうかは、人それぞれが建設的な目的を持ち続けて生きられるかどうかなのかな。太く短く天寿を全うできるのと、とりあえず不老不死にならなきゃ!という意識だけで寿命長く長くできるけどつまんない人生なのと。何かを犠牲にしなければならないなら。太く長くができないのなら、尚更。...この感想を読む