スゲェのはお前なんだけど オレはきっと友達の誰かのために泣けない オレはああやって泣く勇気はない
日下万里
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っポイ!の名言集です。現在6件が登録されています。
日下万里
主人公「平」が、引っ越していく友人の為に思い出を残そうと全力でとある場所を目指す。道中、仲間割れした際に、最近大人びてきた万里との距離感に焦りつつもやはり万里はスゴイと伝えた時の返事。
相模真
家に遊びに来て、姉の写真を見つけた友人に対して、真が姉の恋愛を紹介した時の台詞。
日下マリエ
隣家の幼馴染「万里」に甘えてばかりいると、万里が犠牲になる、そうならない為にはどうしたら良いか・・・悩んでいる際に万里の母親から聞いたアドバイス。
天野平
受験勉強や友人・家庭環境の中で睡眠時間もあまり取らずいろんな事に必死になりすぎて爆発寸前の友人に、主人公「平」が言う台詞。
新竹緑
学校の廊下で、通りすがりの1年生男子が落とした筆箱を拾ってあげた友人ヒナキに対して、「あの子ヒナにほれちゃうかもよ」「なわけないでしょ1年生よ」の会話に続く台詞。
海枝月子
学校や友人関係にくだらないと感じ、それを言う自分もくだらないと口にした万里に怒り言う台詞。
中学生のリアルこのマンガの特徴はなんといっても時間の流れる遅さであると思う。半日の事件に3-4話かけ、サザエさんシステム(1年たっても登場人物が年を取らない)ではないにも関わらず、登場人物たちが1年過ごす間に私たち読者は10年も年をとってしまった。そのぶん、誰がどこで何をしていたのか、その時どう思っていたのかが、主人公以外の人物に関してもこと細かく描かれていて、そこに中学生のリアルな生活や心情を見ることが出来る。学校帰りに男子はゲーセンに、女子は買い物やカフェに行って偶然他校の友達と会ったりだとか、学校でのふとしたリップの貸し借りだとか、誰もが経験したことのあるような中学生活が描かれていて勝手に登場人物に共感したり感情移入してしまう。雛姫と真が同じ人を好きになって微妙な感じになるのも、そこで大風がふたりに対して行け行けと煽るのも、実際の学生時代に見たことがある光景である。大人になってからもこの...この感想を読む