書店ガールの評価
書店ガールについての評価と各項目の評価分布を表示しています。実際に小説を読んだレビュアーによる評価が1件掲載中です。
各項目の評価分布
書店ガールの感想
本好き、本屋好きの方におすすめの一冊!
吉祥寺のペガサス書房を舞台にした書店員達が主役のストーリー。ほのぼのしたタイトル「書店ガール」にひかれて、手にとりましたが内容はほのぼのというよりも書店の戦いの話です。前半は副店長理子と、部下の亜紀の女同士の、バトルの話が長くうんざりモードになってしまいましたが、中盤から書店の閉店の危機を迎えて休戦・・そして女同士の結託へと展開。雰囲気が変わって巻き返していくのが爽快でした。良い終わり方でした。前半のドロドロ部分をもう少し短くして、後半部分のストーリーをクローズアップしたらもっとよかったのでは?と思います。「・・本屋は本のショールームだもの・・」という言葉、とってもよかったです。