ヤング@ハートのあらすじ・作品解説
平均年齢が80歳というコーラス隊”ヤング@ハート”を追った、2007年公開のイギリスのドキュメンタリー映画。 ”ヤング@ハート”のロンドン公演を聞き、感動したスティーヴン・ウォーカー監督が、地元で開かれるコンサートに参加する彼らを6週間にわたり取材し、TVドキュメンタリー番組として制作、後に劇場公開された。 1982年に結成された”やんちゃな年金生活者”の彼らの歌う曲はロックのヒットナンバーが主である。音楽監督兼指揮者で彼らの子供の年代のボブ・シルマンは、初心者だった彼らをユーモアを交えて根気よく指導し、体調や気分を気遣いまとめ上げていく。 団員は、92歳の花形スターアイリーン・ホール、ガンの手術歴3回で83歳のジョー・ベノア、音程が苦手な76歳のスタン・ゴールドマン。他に、ドーラ・B・パーカー、レニー・フォンティン、フレッド・ニトル、スティーヴ・マーティンなど。 コンサート直前に、メンバーが亡くなるなど悲しい出来事もあるが、明るく前向きに乗り越える姿にも心打たれる感動作である。