殺すのと食べるのは違う。殺すのはただ命を奪うことで、食べるのは、その殺した動物の命を受け継ぐことなんだ。
太田雄馬
ブタがいた教室の名言
ブタがいた教室の名言集です。現在12件が登録されています。
６年２組の卒業まであと７日となった日に、ブタのPちゃんを「３年生に引き継ぐ」か、「食肉センターに送る」か、クラスで話し合いをする。
この円柱、上から見たら円、横から見たら長方形。こうやって、普段見慣れているものも、いろんな角度から見れば、いろんな物に見えてくる。広い視野を持つことが大事。
星先生
６年２組の算数の授業で、星先生が生徒たちに話している。
学校の授業というものは、担任の先生と生徒たちの信頼関係で成り立つものです。
高原校長先生
ブタを飼い始めた６年２組の保護者たちが、学校に抗議をしにやって来た。校長室で話をする星先生と保護者たち。新任の星先生を応援する高原校長先生が、保護者たちを説得する。
何が正しいか、間違っているかは、ありません。いろんな意見があっていいんです。
星先生
６年２組の卒業まであと１４９日となり、ブタのPちゃんを今後どうするか、食べるのか、食べないのか、クラスで話し合うことになった。
無駄にすることは、野蛮なんだ。
太田雄馬の父
ブタのPちゃんを食べるのか、食べないのかでクラスで話し合った日の夜。琉球料理屋をしている雄馬の父は、肉をさばいて、どの部位も無駄にせず、骨も砕いて畑に撒くという話を、雄馬に話す。
こいつ魚が苦手でね、いつも残してました。でもね、最近きれいに食べるんですよ。魚の身が締まってるのは、頑張って生きてきたからだって、話したんです。頑張って生きてきたことを、無駄にするなって。
榎木伸哉の父
大雨の日の夜、星先生はブタのPちゃんが心配になって、校庭にある小屋を見に行った。何人かの生徒も同時に来ていて、車で来た伸哉の父に乗せてもらい、避難をする。車の中での会話。
時が経つのが、年々早くなっているような気がして。
高原校長先生
お正月休みに入ったある日、星先生がブタのPちゃんの小屋を訪れると、先に校長先生が来ていた。その時の２人の会話。
生き物と真剣に向き合うことは、残酷ですか？
高原校長先生
お正月休みに入ったある日、星先生がブタのPちゃんの小屋を訪れると、先に校長先生が来ていた。「僕は、子供たちに残酷なことをさせてしまっているのかもしれません。」という星先生に、校長先生が言うセリフ。
言葉と教科書だけでやり過ごしてきたから、「いただきます」とさえ、ちゃんと言えない子供が、増えているんじゃないでしょうか。
星先生
３学期になった職員室でのミーティングの時に、星先生はブタの飼育を引き継いでくれるクラスがないかと相談する。ブタを飼うことにさえあまり賛成していなかった教頭や他の先生から、厳しく指摘を受けるが、星先生はそれに反論する。
命の長さって、誰が決めるんですか？
甘利花
６年２組の卒業まであと７日となった日に、ブタのPちゃんを「３年生に引き継ぐ」か、「食肉センターに送る」か、クラスで話し合いをする。
みんなは何のために生きてるの？
甘利花
卒業まであと６日という日に、校庭の小屋からブタのPちゃんがいなくなった。Pちゃんの今後について話しながら、あちこち探しまわる生徒たち。「Pちゃんは何のために生きてるの？食べられるためだけに生きてるの？」と花が言う。
子供たちがどういう判断をしたとしても、最終的な結論は、星先生が負うべきです。それが教師としての責任ですよ。
高原校長先生
卒業まであとわずかとなった日、校長先生と教頭先生に、Pちゃんの今後の結論はどうなったのか問われた星先生は、校長先生からこう言われる。
ブタがいた教室の感想
子ブタのＰちゃんが教えてくれたこと
生き物の命について考えさせられたストーリー、実話が元になっていたある小学校での出来事を描いています。実際にあった話だと聞いていたので、どんなものかとドキドキしながらこの作品を見ましたが、見終えた後は、心が非常に重たい気分になりました。これで良かったのだろうか、もっと他に方法があったのではないかとも思いました。この授業を行った学校、担任の先生、クラスの子供たち、みんなが本気で考えさせてくれた事に感謝しました。食べる事の意味、食べ物の有り難さ、生き物の命、食べるための命、ペットとしての命、担任の先生には難しい問題を題材とした教育をしてくれたと思います。もし自分がそのクラスにいたら私はブタとどのように接していけばいいのか分かりません。悩み続けてどんな結論を出すか、本当に難しい問題です。担任の星は、ある日子ブタを学校に連れてきて、クラスで育てようとびっくりするような提案しました。その提案に反対...この感想を読む
りか
PICKUP
