F REGENERATION 瑠璃のあらすじ・作品解説
FREGENERATION瑠璃は、六田登の漫画作品である。週刊オートスポーツにて2002年6月から連載を開始、2006年3月で終了、単行本として全12巻を刊行している。 今作品は、伝説のF1レーサー・赤木軍馬の息子・瑠璃が、スピードの世界に生きるというレーシングロマンを描いている。 超渋滞の高速道路上のタクシーの中、居眠りする岸田はかつて、身近にいた親友で憧れの人物があっという間にF1の舞台に進出し、活躍した夢を見ていると、ある叫び声に起こされてしまった。渋滞で動けない車の間をすり抜けていく二人乗りのバイクを見て、久しぶりに軍馬に会いに行こうと思う岸田であった。 岸田は赤木軍馬に会いに来ていた。今の軍馬は解体業についており、F1のことは全てなかったことにしていると妻の純子が話す。不思議に感じる岸田だったが、現れた軍馬は息子の瑠璃がレースの世界に興味を持たないためにそうしてると言う。岸田はふとボードに張ってある写真を瑠璃だと直感するのだが、同時に数日前、高速道路で暴走していた二人乗りバイクの後ろに乗っていた若者であることに気づいた。岸田はそのことを軍馬に話すのだが・・・。