蘇える金狼のあらすじ・作品解説
蘇える金狼は1979年に大藪春彦原作の同名小説を映画化したアクション映画である。 製作会社:角川春樹事務所/配給:東映。 監督は「野獣死すべし」「凶弾」の村川透。 主演を村川監督作品2度目の出演となる松田優作が務める。 製作総指揮を角川春樹、黒澤満・柴垣達郎・伊藤亮爾の3人で共同製作にあたっている。 共演者には「白熱デッドヒート」の風吹ジュン、「やくざ刑事」シリーズの千葉真一、小池朝雄、草薙幸二郎、佐藤慶、岸田森ら。 興行収入は10億円のヒットを記録している。 この作品は基本資金15億円の企業に勤めるサラリーマンの朝倉が会社乗っ取りと社長の孫娘で・絵理子を手に入れるために1億円が積んだ現金輸送車を襲い成功させるも、欲が出て金をヘロインに変えようと暴力団に接触、さらには部長の愛人の京子や雇われママにも手を出して会社の内部情報を聞き出そうとしていくという物語である。
