うるとら☆イレブンのあらすじ・作品解説
うるとら☆イレブンは、原作を渡部達也、作画を藪野てんやが担当した漫画作品である。週刊少年ジャンプにて1994年31号から連載を開始、1994年41号で終了、単行本として全1巻を刊行している。 今作品は、少年サッカーを題材にしており、まとまりは悪いが個性のある選手がそろう城東FCが、大会での優勝を目指すストーリーである。 城東FCは35連敗中で今まで一度も勝ったことがない少年サッカーチーム。今日の試合も３対０で対戦チームの難蛮に大差をつけられていた。城東FCに所属する羅本志郎（らもとしろう）は、なめられてたまるかとばかりに、相手チームのゴールへと向かい、二人のディフェンダーを抜きシュートを放つ。しかし、あっさりと止められた志郎にディフェンダーの桂谷が、個人プレーに走り過ぎだと指摘し、仲間を使えと言うのだった。 連敗記録を更新した城東FC再建策として大人の監督・佐藤久が招聘されることになるが、この佐藤は、先日の城東FCと難蛮FCの試合を見学していた人物だった。
