マッド・シティのあらすじ・作品解説
マッド・シティは、1998年に公開されたアメリカ映画である。監督は、「Z」「戒厳令」「ミッシング」のコスタ=ガヴラス。脚本は、トム・マシューズ。音楽は、「マドンナのスーザンを探して」「フライド・グリーン・トマト」のトーマス・ニューマン。出演者は、ダスティン・ホフマン、ジョン・トラボルタ、ミア・カーシュナー、ブライス・ダナー。 テレビの報道記者のマックス・ブラケットは、アンカーマンを怒らせてしまった事が原因で地方局へ飛ばされてしまう。ある日、マックスは博物館に取材のために訪れると、博物館の職員サム・ベイリーが、突然の解雇に抗議するためにライフルを発砲して立て籠もるという事件に遭遇した。早速、生中継と単独取材を開始するマイクだが、サムは生中継で事件が広まってしまったことに動揺する。マイクはこの事件をキャリアアップにつなげようと野心的だが、次第にマスコミと世論がサムを追い詰めていくのだった。 マスコミのあり方を問う社会派映画である。