ザ・プロデューサーの評価
ザ・プロデューサーについての評価と各項目の評価分布を表示しています。実際に映画を観たレビュアーによる評価が1件掲載中です。
各項目の評価分布
ザ・プロデューサーの感想
ケヴィン小父さんに押されっぱなしの90分。
ケヴィン・スペイシーが制作にも関わり、イヤ〜なプロデューサー・バディを演じてもいます。この役、ホンットーにイヤな役で!新人いびりもここまで堂に入っていると大したものです。命じたことをひっくり返したり、無理難題をふっかけておいて、従えば罵倒する、の繰り返し。次第にバディは単なる「嫌なヤツ」の域を超えていることに、主人公・ガイは気づいていくのですが…この映画、ほとんどケヴィン・スペイシーひとりでもっているようなもの。予算の関係なのか、場面の展開も少なく、盛り上がりは演技ひとつにかかっているといっていいのに、バディが突出しすぎて、怖さもちょっと味わいきれない感じがあるのです。ケヴィンおじさん好きな自分としては残念なかぎりであります。余談としては、ベニチオ・デル・トロがチョイ役で出ています。