ヒンデンブルグのあらすじ・作品解説
1973年のヒンデンブルグ号爆発事故を描いたマイケル・M・ムーニーの同名小説を映画化した1975年公開のアメリカのパニック映画。監督は「地球の静止する日」「アンドロメダ…」のロバート・ワイズ、脚本は「たたり」のネルソン・ギディング、音楽は「カンバセーション…盗聴…」のデヴィッド・シャイア。アカデミー賞特別功績賞の2部門を受賞した。 ナチス・ドイツが誇る空飛ぶ豪華客船ヒンデンブルグ号は、1936年に独・米を結ぶ大西洋横断飛行船として華々しくデビューした。しかしアメリカ女性の不吉な予言で、ドイツ空軍のリッター大佐が搭乗し密かに警戒態勢を取ることに。出発の日、リッター大佐をはじめ、一等系士ベルト、伯爵夫人、作曲家夫妻、カメラマン、軍関係者など様々な乗客が乗り込むが…。 リッター大佐を「イルカの日」のジョージ・C・スコット、伯爵夫人を「愛と喝采の日々」のアン・バンクロフトが演じた。他に「イナゴの日」のウィリアム・アザートン、「インベーダー」のロイ・シネス、「ガルシアの首」のギグ・ヤングなど。
