殺意のサン・マルコ駅の評価
殺意のサン・マルコ駅の感想
ユニークな密室系サスペンス
イタリアではとても人気のあった舞台劇を映画化した作品です。舞台で主演を務めたセルジオ・ルビーニが、映画でも主演を務め、さらに監督、脚本も手がけたという気合の入りようです。舞台は夜の駅で、駅員をしているドメニコは身の回りのもののデータ集めをして暇を潰しながら、荒れた天気の夜に仕事をしていました。そこへ現れた一人の美しい女性フラヴィアは、恋人から逃げて来てローマへ行きたいと言います。しかし電車はなく、駅でドメニコと一晩過ごすことに。そこへフラヴィアの恋人が現れ、一悶着あるという、地味な設定の映画ですが、ユーモアと緊張感が絶妙で、とても面白い映画です。ぜひ舞台でも見てみたかった作品です。
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