サスペリアのあらすじ/作品解説

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サスペリアのあらすじ・作品解説

トマス・ド・クインシーの「深き淵よりの嘆息」をモチーフに、ダリオ・アルジェントが監督。1977年に公開され一世を風靡したイタリアのホラー・サスペンス映画である。 ドイツの名門バレエ学校に入学したスージーは、嵐の中、1人の生徒が叫びながら森を逃げ惑うのを目撃、その生徒はその後刺殺されてしまう。 翌日入学した彼女は、寮や学校内を案内されるが、理事長代理のマダム・ブランク、教師のタナー女史など、異様な空気感に圧倒される中、気さくな学生サラと友達になるが…。 モノトーンの陰影と原色を多用したアイテムやゴブリンによる音楽はチープでデカダン、凄まじい緊張感と恐怖を作り出している。また、キャラクターはユニークで強烈、カリスマともいえる独特の感性を持った作品である。 主人公スージーに「ファントム・オブ・パラダイス」のジェシカ・ハーパー、サラをステファニア・カッシーニ、マダム・ブランクには「花嫁の父」「飾窓の女」のジョーン・ベネット、タナー女史を「第三の男」「かくも長き不在」のアリダ・ヴァリが演じている。

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