風の大地のあらすじ・作品解説
漫画「風の大地」は小学館「ビックコミックオリジナル」で1990年に連載が開始されたゴルフを題材にした漫画である。原作者はプロゴルファーの坂田信弘、作画はかざま鋭二。1993年には小学館青年漫画一般部門を受賞という高い評価を受けている。 主人公の沖田圭介は恵まれた体格と熱い心を持っている。 ある事情から24歳でありながらゴルフの道に進むが、持ち前の運動神経と熱心に練習を重ねたことでプロゴルファーに合格する。そしてトーナメントでの優勝を目指していく。その過程で主人公をゴルフへと導いた師匠や、ともに勝利を目指す仲間と出会い、主人公は心身ともに成長し数々の優勝を飾るなど活躍していく姿を描いている。 この漫画には実在するプロゴルファーが登場する。主人公にゴルフを教える小針春芳や、優勝を争って戦う尾崎将司、グレッグ・ノーマンなどである。 この漫画の見どころの一つに各話最後にかかれるポエムがあげられる。また人生を説いたような長いセリフはこの原作者の特徴でもある。