俺と悪魔のブルーズのあらすじ・作品解説
「俺と悪魔のブルーズ」は、2004年1月号から2008年4月号まで講談社の「月刊アフタヌーン」に連載された平本アキラの漫画作品である。2008年4月号を最後に連載が中断されている未完の作品で、単行本は4巻まで刊行されている。 平本アキラのその他の作品としては、「アゴなしゲンとオレ物語」「その友だちに疑問あり」などがあげられ、2013年には「監獄学園」で講談社漫画賞を受賞している。 この作品の主人公はブルーズマンを目指す、農業に従事している黒人青年のRJ。その他の登場人物としては、RJの妻であるヴァージニア・トラヴィス、脱獄中の白人青年のクライド、などがあげられる。 この作品の舞台は1929年のアメリカミシシッピ州。ブルーズが好きでブルーズマンを目指しているのにギターが下手くそなRJは、ある日十字路で奇妙な男に出会う。そして、妻と子供の命と引き換えに驚異的なギターの腕を手に入れるというストーリーである。