もやしもんリターンズのあらすじ・作品解説
もやしもんリターンズは、2012年7月5日から 9月13日までフジテレビ系列にて放映された、石川雅之原作のテレビアニメである。2007年に放映された「もやしもん」の続編で、主に原作の49話以降がメインとなっている。 本来肉眼で見えるはずのない菌やウイルスが見えてしまう沢木惣右衛門直保は、農大で樹教授の樹ゼミに属し、発酵蔵を運営することになる。修行のため農大を休学していた幼馴染の結城蛍が復学、突如ゴスロリ女装で現れたため沢木は一時困惑するが、すぐに受け入れる。 第1作と同様、農大や樹教授率いる樹ゼミでの活動を通して、主人公や登場人物が人間として徐々に成長していく姿が描写されている。1年先輩の美里薫や川浜拓馬も健在。長谷川遥のフランスにおける婚前旅行の話や、それを追ってフランスに向かった発酵蔵メンバーとの心の交流、及川による発酵蔵の穴の探索など、樹ゼミ内での主人公以外の人間描写も多い。原作は既に完結し、コミックは全13巻が発売されている。