ガンバとカワウソの冒険のあらすじ・作品解説
『ガンバとカワウソの冒険』は、1991年07月20日公開の日本の劇場用アニメである。斎藤惇夫の児童文学作品『冒険者たちガンバと15匹の仲間』を原作とて1975年に日本テレビ系で26話放送された『ガンバの冒険』の第二作目の派生作だ。第一作目は1984年3月4日に公開されたが、ストーリーはテレビシリーズの総集編となっているため、ストーリーとしての続編は本作のみである。 この物語は7匹の仲間たちと共にさまざまな冒険を繰り広げて生きたがんばり屋のドブネズミ・ガンバが久しぶりに7匹の仲間と再会し、帰ってこない仲間の婚約者を探しに南の島へ行くという冒険物語である。途中、守ってきた楽園を失ったニホンカワウソとの交流や野犬のグループと闘う話が軸となっている。 原作は絶滅の危機に瀕しているニホンカワウソの生態系について問題提起しており、本作でもニホンカワウソの問題や人間による環境破壊の問題にに大きくふれている。