魔術士オーフェンはぐれ旅の評価
魔術士オーフェンはぐれ旅についての評価と各項目の評価分布を表示しています。実際に漫画を読んだレビュアーによる評価が1件掲載中です。
各項目の評価分布
魔術士オーフェンはぐれ旅の感想
オーフェンらしくないファンタジーさ
かつての富士見ファンタジア文庫において、スレイヤーズと並んで二大巨頭であった魔術士オーフェンはぐれ旅。残念ながらスレイヤーズと違ってメディアミックスには成功したとは言えないために、派手なブームとまではいかなかったものの、物語が完結してから何年も経ったいま、ファンの要望から新シリーズがスタートするなど原作のストーリー性の高さから今なお根強い人気を持っています。もっともこの「獣」ではオーフェンらしい、リアリティを内包したファンタジーという要素は控え目で普通のファンタジー小説らしい内容となっています。オーフェンの第一作目であるのだから無理もないのですが、時系列的に無謀編の後であることを考えると物足りなさを感じてしまうのも仕方のないことなのでしょう。