助け人走るのあらすじ・作品解説
助け人走るは1973年10月20日から1974年6月22日にかけてABCで放送されたテレビ時代劇で、必殺シリーズの第3作目である。佐賀潜の小説「清兵衛流極意-明治泥棒物語-」を原作としているが、ドラマオリジナルの要素が多い。なお、必殺シリーズで原作が存在するのは、2015年時点で「必殺仕掛人」と本作のみである。放送前には「痛快！助け人走る」という仮タイトルも存在した。 田村高廣演じる中山文十郎と中谷一郎演じる辻平内が、闇の助け人として表沙汰にはできない裏の仕事を解決していくというストーリーである。序盤は明るい雰囲気だが、中盤に宮内洋演じる島帰りの龍が登場して以降は、住吉正博演じる為吉が奉行所に捕まって拷問の末死亡し、助け人が解散に追い込まれるなどハードな展開となった。第12話には「必殺仕置人」に登場した藤田まこと演じる中村主水がゲスト出演している。 主題歌は森本太郎とスーパースターによる「望郷の旅」である。
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