七つの会議のあらすじ/作品解説

七つの会議のあらすじ・作品解説

七つの会議は2013年7月13日から8月3日まで全4回、NHK総合「土曜ドラマ」枠で放送された。原作は池井戸潤の同名小説で、大手電機メーカーの下請けである中小企業の隠蔽と内部告発を題材としたドラマである。主役の原島万二を東山紀之が演じた。 物語は業績がふるわず会議では上司に叱責されてばかりの原島営業部四課長がエースと言われる営業一課長に任命されることから始まる。そこで原島は製品用ねじの強度不足を知ることとなり、真実を追求するために奔走する。やがて会社ぐるみの大掛かりな隠ぺい工作であることがわかり、正義を貫き告発するか、会社を守るために自分も悪事に手を染めるのか、サラリーマンとして最良の結末を模索するというストーリーである。 東山紀之が、白髪混じりで老眼鏡をかけた冴えない中堅企業のサラリーマンという今まで見たことの無い役柄を好演し話題となった。 また本作品と同時期に日曜劇場枠で「半沢直樹」が放送され、同原作者のドラマということで注目を浴びた。

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