慶次郎縁側日記のあらすじ・作品解説
慶次郎縁側日記は、2004年8月27日から2004年10月29日までNHK総合で放送された時代劇ドラマである。放送は連続10回であるが、その後シリーズ化しており、2005年10月7日から全10回で第2シーズン、2006年10月12日から全10回の第3シーズンが放送された。 原作は北原亞以子の小説「慶次郎縁側日記」で、脚本は宮村優子、山本むつみである。 高橋英樹演じる主人公の奉行所同心森口慶次郎は、一人娘で岡本彩演じる三千代が祝言の前に起きてしまった不幸な出来事で自害してしまうという過去を持っている。その後慶次郎は、娘の祝言の相手であった比留間由哲演じる晃之助を養子に迎えて家督をゆずり、晃之助は嫁を迎える。そして奉行所同心を隠居した慶次郎は、晃之助夫婦とは一緒に住まず、江戸の根岸の里で商家の寮番として新たな人生を始める。そんな慶次郎が奉行所同心時代に培ったものをいかして、江戸の町で起こる庶民たちの揉め事や悩みを解決していく人情時代劇である。