マルモのおきての感想一覧
ドラマ「マルモのおきて」についての感想が4件掲載中です。実際にドラマを観たレビュアーによる、独自の解釈や深い考察の加わった長文レビューを読んで、作品についての新たな発見や見解を見い出してみてはいかがでしょうか。なお、内容のネタバレや結末が含まれる感想もございますのでご注意ください。
独身中年男が父親になれるのかが見どころ
独身のサラリーマンが亡き親友の子供を引き取るなんともありえない奇想天外な発想だが、主人公の阿部サダヲと芦田愛菜ちゃんという今をときめく代表のダブル主演ということでつい見ちゃいました。が、毎回毎回そのキャラクターの言動とストーリー展開と鈴木福君と芦田愛菜ちゃんの可愛さにのめりこんでいき、周りのママ友たちも同じだったようで、毎回感想を言い合うのが習慣でした。マルマルモリモリのエンディングを歌って踊りたいために我が家の子供も、よその家の子供も起きていてもいい日だったそうです。だからか、遅い時間帯のドラマだが、怖いシーンやエロいシーンなど子供に見せたくないようなところはなくて、安心しました。阿部サダヲが演じるマルモが双子を引き取って生活する上でのルールブック「マルモのおきて」が一話一話の大事なキーワードであることが話の終わりで分かりました。そこには母親が存在せずに、父親がわりの男と異性の子供二...この感想を読む
双子と家族とマルモの絆
子役の演技力は大人顔負けなんといっても注目してほしいは子役の演技力だ。芦田愛菜ちゃんと鈴木福くんの愛らしさはこのドラマを一層引き立てている。福くんは子どもらしさを存分に出していてリアリティがあった。熱を出すシーンも弱った演技が味を出している。芦田愛菜ちゃんもそうだ。泣く演技の多いこの作品だが、大人顔負けの演技力だ。母親と子どもの心情をリアルに中身に関して言えば、家族愛を感じさせつつ、家族の在り方を考えさせられる作品だ。赤の他人から家族へと成長していく様子が実にリアルの描かれている。気になることと言えば、実の母親の存在だ。育児ノイローゼとなり、子どもを置いて出ていったことを後悔していた。子どもたちにとったら自分たちを置いていった母親を許すことなんて出来るわけもない。そういった微妙な心の描写が描かれていなかったのは少し残念だ。だが、マルモが親になっていく姿は実にリアルに描かれている。初めは...この感想を読む
どこか懐かしいスタイルのドラマ
連続ドラマらしい、毎話のおもしろさ。このドラマは当時これ以上ないブームを巻き起こすドラマになった。その年では一番流行したといってもいいくらい世に知れたし、紅白歌合戦にも子役二人が出演していた。これほどまでにブームになったのだから、さぞ有名なプロデューサーや脚本家がこのドラマを作ったのだろうと思って調べてみると、それがそうでもない(非常に失礼な言い方になってしまうが)。ただそれもある種よかったのではないかと思う。かつてのドラマと言えばそうだった。特に脚本家や作り手の癖や特色を前面に出さなくても、毎話毎話が楽しめるということでドラマというのは見られたと思うからだ。最近はそういったドラマが少なくなってきていると思う。やりすぎとまで思えるような世相を反映させた景気の悪さやリアリティを追及しているようなドラマ、原作が面白くて且つヒットしているというある種の証明を得たものをドラマ化するもの、また確...この感想を読む
同じくらいの子供がいるので親近感
全体的にほんわかして癒されるドラマでしたね。阿部サダヲの出てるドラマや映画が好きなのでマルモも観てみました。なんでしょう、この人って真面目にやっててもおもしろいですね。子役2人はちょうどかわいいのピークでしたかね。男女同時で同レベルの人気が出るってなかなかないのではないでしょうか。私もこの2人と同年齢の息子がいるので、マルモのおきてはなんだか心に染みました。育児って正解があるのかないのかわからなくて自分のやってることが常に不安です。マルモは自分の子供でもないのにこんなに一生懸命世話したり友達みたいだったり親みたいに心配したりドラマだけどそれだけでなんだかウルウルしちゃいます。この子たちは双子だから助けあえて愚痴も言いあえてさみしいもうれしいも半分こにできるから1人で預けられたりしてる子たちよりはすさんでないよね。やっぱり一人っ子はだめかと打ちひしがれる私(うちは一人っ子です)ただの現実...この感想を読む