ATHENAのあらすじ・作品解説
「ATHENA」は、1998年4月7日から同年6月30日にかけてテレビ東京(TX)系列で深夜帯に放映されていたテレビドラマである。 SNKのアクションゲーム「サイコソルジャー」を元に実写化した作品となっており、ドラマ本編も同タイトルの主人公「麻宮アテナ」の活躍をメインとした構成になっている。 アテナ役は石橋けいが演じており、ドラマオリジナルの登場人物となる大沢ヒロキ役に窪塚洋介がキャスティグされていた。 ストーリーの内容と設定は原作ゲームとほぼ異なり、共通しているのは主人公が超能力者であるという部分のみであるが、その特異な能力を持ってしまったが故の人間の悩みや葛藤が非常に丁寧に描かれていたのはドラマならではであり、原作ファンからも好評を得ていた。また、アテナの逃避行から始まり、予想外の方向へ展開していく物語は飽きを感じさせず、本作の注目要素の1つでもあった様々な超能力アクションの表現も丹念に作り込まれており、本編全12話を上質な作品へと仕上げる結果に繋げている。