この世の果てのあらすじ・作品解説
この世の果ては、フジテレビの「月9」枠で放送されていたドラマである。 このドラマの脚本は野島伸司、主題歌は尾崎豊の「OH MY LITTLE GIRL」で、作品の世界感に非常にマッチしたものであった。 鈴木保奈美演じる孤独なホステスの砂田まりあと三上博史演じる世界的に有名なピアニスト高村士郎を中心に、彼等に関わる様々な人物の愛憎劇を描いた。ただひたすらに四郎に献身的な愛をささげるまりあと、まりあのために地位と名声を放棄した士郎の究極の愛の物語である。毎回のように不運や不幸といえる出来事がまりあと士郎に襲い掛かる。 この作品に登場する人物たちは、孤独や悲しい過去などのトラウマをもった人物ばかりで、「月9」枠としては珍しい重厚感のある人間ドラマとして話題となった。 まりあと士郎のほかの登場人物は、横山めぐみ演じる暴行された過去を持つホステスの加賀美ルミ、桜井幸子演じるまりあの異父妹砂田なな、豊川悦司演じる経済界のプリンス神矢征司等である。
この世の果ての評価
この世の果ての登場キャラクター
高村百合子
よみがな:たかむら ゆりこ ニックネーム:ゆりこ 年齢(作品時):34歳 身長:160cm 性格:目の前で左手を傷つけた事から役に立たなくなったと離婚を切り出す。冷酷 特徴:士郎の愛よりもピアニストとしての地位や手に興味がある。
三島純
よみがな:みしま じゅん ニックネーム:じゅん 年齢(作品時):25歳 身長:181cm 特徴:顔の左側はやけど跡で覆われている。 トラウマ:赤ん坊の頃コインロッカーに捨てられていた天涯孤独の青年。
神矢征二
よみがな:かみや せいじ ニックネーム:かみや 年齢(作品時):32歳 身長:186cm 特徴:経済界のプリンセス。KAMIYAグループの御曹司。 トラウマ:母を捨てた父を恨む気持ちも手伝い、愛を信じる事が出来ない