必殺橋掛人のあらすじ/作品解説

必殺橋掛人のあらすじ・作品解説

必殺橋掛人は松竹とABCが共同制作した時代劇で、1985年8月2日から11月8日にかけて放送された。必殺シリーズの第24作目にあたる作品で、「橋掛人」とは悪人を冥土に渡す橋を掛けるという意味である。 従来の必殺シリーズでは悪役を演じてきた津川雅彦が主人公の柳次を演じている。また、シリーズに多く出演してきた西崎みどりが橋掛人の元締め、お光を演じた。 橋掛人が依頼人の恨みを晴らすために悪人を葬るというストーリーだが、毎回依頼を受けるのではなく、地図を手がかりにして先代の元締めが受けた依頼を達成していくのが特徴である。 原点回帰としてハードボイルドな雰囲気になっているが、柳次の妻で高部知子演じるお紺と、前妻の娘である安孫子里香が演じるお咲が登場するなど、ホームドラマの要素も取り入れられている。また、コメディリリーフとしてぼんちおさむ演じる伊太郎が中盤から登場した。 主題歌は藤田絵美子が歌う「さよならさざんか」である。

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