関ヶ原のあらすじ・作品解説
関ヶ原は、1981年1月2日から1月4日まで3夜連続でTBS系にて放送された大型時代劇(ドラマ)である。また、このドラマは、東京放送創立30週年記念番組ともなっていた。 石田三成・徳川家康を主人公とし、豊臣秀吉の死から天下分け目の戦いとなった関ヶ原の合戦に至るまでの過程を壮大なスケールで表現している。司馬遼太郎原作に即した「豊臣家への忠義に熱い正義の人」として石田三成を悪役としない珍しい作品でもある。脚本:早坂暁、音楽:山本直純、テーマ演奏:ニニ・ロッソ、演奏:オズムジカ、殺陣:國井正廣が担当。 石田三成を加藤剛、幼少期を中田勇、徳川家康を森繁久彌が演じている。他の出演者は中島久之・三國連太郎・芦田伸介・中野健・三船敏郎・草薙幸二郎らが出演。 この作品の放送時の視聴率は最高18.4%を記録しただけではなく、原作を損なうことなく再現されているドラマであった。再度、1981年10月11日から11月29日まで全7回に分割されて放送された。