江戸特捜指令のあらすじ・作品解説
江戸特捜指令はMBSで1976年10月2日から1977年3月26日にかけて放送されたテレビ時代劇である。隠し目付シリーズの第2作目でもあるが、前作の「隠し目付参上」とはストーリー的な繋がりは存在しない。 文政6年から天保8年にかけての江戸を舞台としており、河内山宗春などの実在の人物も登場する。「隠し目付」と呼ばれる将軍直属の捜査班が、芝居の台本に従って悪党を騙し、悪事の証拠を掴んで成敗するというストーリーである。 隠し目付のリーダーである幻々舎一斎を中村敦夫が演じた。一斎は当初「はしゃぎ過ぎだぞ、てめぇたち!地獄に落ちて蛆虫になれ!」という決め台詞を使っていたが、18話以降は割愛されている。また、当初は隠し目付が仮面を付けた状態で悪人の前に現れ、仮面を外して正体を明かすというシーンがあったが、これも14話以降は割愛された。竜雷太が前作に引き続き出演しているが、役柄は異なる。 主題歌は清水京子が歌う「明日への旅人」である。