それ行け!カッチンのあらすじ・作品解説
それ行け!カッチンは、1975年11月24日から1976年5月31日にかけてTBS系で月曜日の19:30から30分枠で放送された全28話の子供向けホームドラマである。 主人公は、当時名子役で有名であった斎藤こずえ演じる高木和子・通称カッチン。船員である父親が仕事のため長期不在となるため東京の親戚の家に預けられることになる。田舎で育ったカッチンは友達であるロバのシミジミを連れてカウボーイハットをかぶって転校してきたが都会では、その行動が浮いてしまい同級生達からは田舎者とからかわれてしまう。 しかし、担任の英子先生(真野響子)だけはいつもカッチンの味方であった。そんな英子先生に信頼の証として父からもらった壺を預けるが実はその壺には小人の妖精ボビンが住んでおり、その魔法を利用しながらカッチンのピンチを救っていくという物語である。 内容は非常にほのぼのとしたファンタジックなストーリーだが、特撮監督を高野宏一が担当しており、魔法を利用する際の特撮技術が非常に高い作品である。