真珠夫人のあらすじ・作品解説
真珠夫人は、TBSにて1974/09/02～10/25まで「花王愛の劇場」枠で放送された全40話のテレビドラマである。 菊池寛が1920/06/09～12/22まで大阪毎日新聞と東京日日新聞で連載した小説をを原作としており、脚本を芦沢俊郎が担当、光本幸子、久富惟晴、金子信雄らが出演している。 今作品は、1920/11/28に国際活映、927年に松竹キネマ、1933年に日活でそれぞれ映画化され、いずれも無声映画であった。音声が入った本格的な映画としては1950年に大映が制作したものが最初となっている。 ドラマ化作品としては、東海テレビが制作しフジテレビ系列で2002/04/01～06/28まで放送された作品が知られている。 舞台は大正時代、ある老舗の宝石店の一人娘がいた。娘には恋人がいたのだが、新進実業家が横恋慕する。 実業家は、娘の父を罠にはめて娘との結婚を認めざるを得ない状況を作り出し、娘は応じることになった。しかし、娘は恋人のことを思い処女を貫き通すのである。
