気になる嫁さんのあらすじ・作品解説
「気になる嫁さん」は、1971年10月6日から1972年9月27日にかけて、日本テレビ系列で放映されたコメディー・ドラマである。 主演は本作で一躍国民的なアイドルとなった榊原るみで、石立鉄男とユニオン映画かタッグを組んだシリーズの第2作目にあたり、佐野周二、水野久美、浦辺粂子などのベテラン陣や、山田吾一、冨士眞奈美、山本紀彦などのコメディー演技が上手なメンバーが脇を固めている。 物語は、榊原るみ演じる主役のめぐみが、新婚の夫の死亡により、夫の実家に独りでやってくるところから始まり、佐野周二演じる義父、水野久美演じる義理の姉(長女)、浦辺粂子演じるお手伝いさん、石立鉄男演じる義理の兄(次男)、山本紀彦演じる義理の兄(三男)、山田吾一演じる義理の兄(長男)と冨士眞奈美演じるその嫁等と生活を共にする姿が、コミカルに描かれることになる。優等生だった亡き夫に比べ、問題が多くて癖のある義理の家族の中で、様々な騒動を引き起こしながらも、愛に溢れた生活を描くコメディー・ドラマの金字塔である。