燃えよ剣のあらすじ/作品解説

燃えよ剣のあらすじ・作品解説

「燃えよ剣」は、12CH（テレビ東京系列）で1966年の1月14日から同年4月2日までの期間に放映されていたドラマ時代劇である。 週刊文春で1962年の11月から1964年3月までの期間に連載されていた司馬遼太郎作の同タイトルとなる長編小説（単行本は新潮社より刊行）を原作にしており、新選組の副長「土方歳三」の活躍と生涯を描いた作品となっている。 燃えよ剣のドラマ化は何度も行われているが、本作はその中でも最初の実写化タイトルにあたり、この物語を語るうえで欠かせない登場人物たちとなる主役の土方を内田良平、土方の盟友である近藤勇を小池朝雄が演じ、沖田総司役には杉良太郎が起用されていた。 1966年版の本作では、新選組副長時代の土方歳三と、彼が北海道の五稜郭の戦いに参戦し、その生涯を終えるまでの姿を中心にして描いており、全13話ながらも原作が持つ魅力を出来得る限り凝縮した濃厚なドラマ展開が行われている。 しかし、放映終了から2015年の時点に於いては、未だ本作の映像ソフト化等は行われていない。

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