キュビズム・ラブの評価
キュビズム・ラブについての評価と各項目の評価分布を表示しています。実際に漫画を読んだレビュアーによる評価が1件掲載中です。
各項目の評価分布
キュビズム・ラブの感想
箱だけになってしまった少女。
本の帯に「わたし、箱です」と書かれた文字に目を奪われて購入したのですが、表紙で男の人(医者)が持っている箱が実は事故に合って脳みそだけになった典子ちゃんでした。脳だけになった状態で先生によって脳波で状態がわかるようになったり、視界があったり喋ったりもできるようになりました。話し相手にもなってくれて段々と博士に対して恋愛感情を抱いていくのですが…箱だけになった典子は、こんな自分でも相手にしてもらえるのかと悩んだり。典子の遊び相手兼実験の役目をおったヲタポンも話を聞いて、典子に携帯でメールを送る機能をつけたりとしていました。箱だけに、脳だけになって、それでも生きている…先生に恋してそんな姿に元気をもらえるようで切なくもなってくるお話でした。