ハクのプロフィール
本名 | ハク |
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よみがな | はく |
年齢(作品時) | 外見年齢は12歳。 |
性別 | 男性。 |
国籍 | 日本 |
住まい | 湯屋「油屋」。もともとは千尋が以前住んでいた家の近くを流れていた「コハク川」。 |
所属 | 湯婆婆の弟子であり、湯屋の帳場を預かっている。 |
性格 | 不思議の町に迷い込んだ千尋と最初に出会ったのはハクであり、千尋が消えてしまいそうになるのを助けたのもハクであった。ハクは、何かと千尋を励まして力になってくれるが、湯屋の中では突き放したような冷たい態度も見せたりする。 |
特徴 | 白い狩衣を着たおかっぱ頭の謎の少年。 |
特技 | かつては千尋が以前住んでいた家の近くの小川「コハク川」の主である神・「饒速水小白主(ニギハヤミコハクヌシ)」で、白竜に変化する事ができる。 |
物語上での目的 | 作中初めて千尋と会った時から何かと彼女の力になってくれた恩人である。最終的に千尋の尽力で湯婆婆の支配と銭婆の強力な呪詛から救われる。千尋が解放された後は湯婆婆の弟子を辞めると語った。 |
トラウマ | 溺れかけた千尋を助けた事があるが、マンション開発で川を埋め立てられて帰る場所を失い、湯婆婆に魔法を習うため弟子入りし、自らの名と記憶を奪われた。 |
千と千尋の神隠しの他の登場キャラクター
千と千尋の神隠しの感想
誰もが主人公になれる
新しい主人公設定この作品以前の女性主人公というと、「風の谷のナウシカ」のナウシカを始め、「もののけ姫」のサン、「魔女の宅急便」のキキは、力強く行動力があり逆境をも乗り越える活力を感じさせ、観る者に憧れと勇気と力を与えてくれるような人物像だった。主人公だけではなく、宮崎駿作品に出てくる女性は、力強く生き生きした姿で描かれている。例えば「風の谷のナウシカ」では、風の谷のオババを始め森の一部が菌に侵された時、女性達の対峙の姿は男性顔負けの勇敢さである。「もののけ姫」では多々良で働く女性達の姿や、「魔女の宅急便」ではパン屋のおソノさんを始め魚のパイが得意なお婆さんとそのお手伝いのお婆さんも生き生きと描かれている。もちろん、今回の作品もそうした女性は出てくる。中でも湯屋の従業員兼、千尋の世話係リンは、とても元気でイキイキとしている。しかし、今回の主人公である千尋は、少し内気で弱虫な、何処にでもい...この感想を読む