荻野千尋 - 千と千尋の神隠しのキャラクター

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千と千尋の神隠し

4.584.58
映像
4.75
脚本
3.77
キャスト
4.35
音楽
4.50
演出
4.25
感想数
4
観た人
78

荻野千尋のプロフィール

本名荻野千尋
よみがなおぎの ちひろ
ニックネーム千(せん)
年齢(作品時)10歳
性別女性
国籍日本
所属荻野家の一人娘。湯屋「油屋」の経営者である湯婆婆と契約を交わして湯女として働くことになる。
性格一人になると不安になって何をしていいかも迷う性格だったが、不思議な町での体験を通して、自分でも気づかなかった適応力や忍耐力を見いだす。母性の片鱗も見られるようになり、暴れるカオナシを宥め、ハク竜にニガダンゴを食べるように諭す等、慈愛にも似た優しさを見せた。
ポリシー豚にされてしまった両親を人間に戻し、元の世界に帰る。
特徴わがままに育てられ、いつも不機嫌そうでぶちゃむくれている。かなりの現代っ子で少々貧弱。 引っ越すのが嫌だったらしく始めのうちは無気力で消極的。かなりの現代っ子で特筆する能力もないが、リンの指導の下、油屋の厳しい環境の中で働くうちに少しずつ精神的な成長を見せる。自分を救ってくれたハクを守るため、時折大胆な行動をすることもある。
物語上での目的両親と共に異界に迷い込んでしまい、神の食物に手を付け、豚にされてしまった両親を人間に戻し、元の世界に帰るために湯屋「油屋」の経営者である湯婆婆と契約を交わし、名前を奪われ「千」となって働くことになる。
トラウマ豚にされてしまった両親。

千と千尋の神隠しの他の登場キャラクター

千と千尋の神隠しの感想

誰もが主人公になれる

新しい主人公設定この作品以前の女性主人公というと、「風の谷のナウシカ」のナウシカを始め、「もののけ姫」のサン、「魔女の宅急便」のキキは、力強く行動力があり逆境をも乗り越える活力を感じさせ、観る者に憧れと勇気と力を与えてくれるような人物像だった。主人公だけではなく、宮崎駿作品に出てくる女性は、力強く生き生きした姿で描かれている。例えば「風の谷のナウシカ」では、風の谷のオババを始め森の一部が菌に侵された時、女性達の対峙の姿は男性顔負けの勇敢さである。「もののけ姫」では多々良で働く女性達の姿や、「魔女の宅急便」ではパン屋のおソノさんを始め魚のパイが得意なお婆さんとそのお手伝いのお婆さんも生き生きと描かれている。もちろん、今回の作品もそうした女性は出てくる。中でも湯屋の従業員兼、千尋の世話係リンは、とても元気でイキイキとしている。しかし、今回の主人公である千尋は、少し内気で弱虫な、何処にでもい...この感想を読む

4.54.5
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