巫条霧絵のプロフィール
本名 | 巫条霧絵 |
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よみがな | ふじょう きりえ |
血液型 | A型 |
身長 | 161㎝ |
体重 | 40kg |
性別 | 女 |
特徴 | 荒耶宗蓮が両儀式のために用意した3つの駒の一人。宗蓮によると「死に依存して浮遊する二重身体者」。起源は「虚無」。 月姫において混血の天敵として挙げられた家系の1つである巫淨家の最後の一人。式が昏睡していた時に入院していた病院と同じ病院に入院しており、頻繁に式の見舞いに来ていた幹也に好意を持っていた。そして彼なら、自分を生きたままどこにでも連れていってくれると感じて、魂を奪うことにつながった。 |
物語上での目的 | 外の世界を憎みつつも空に憧れて、廃ビル「巫条ビル」を根城に霊体で浮遊していた |
家族 | すでに他界しており、彼女自身も病のために余命いくばくもないと宣告され、ある病院に入院している |
最後 | 無関係の人を自殺させた罪悪感と一度経験した死を再び経験するために飛び降り自殺した。 |
劇場アニメ版声優 | 田中理恵 |
空の境界 the Garden of sinnersの他の登場キャラクター
空の境界 the Garden of sinnersの感想
両儀式、強く、しかし儚げな主人公
彼女は現世から浮つくように。あまりに濃密な世界観、一癖二癖では収まらない個性的なキャラクター達、面白いよりどうしようもなく趣深いストーリー、それらが合わさることで産まれた、独特異色な伝奇物語、空の境界。今回はこの物語の主人公、両儀式というキャラクターについて触れていきたい。まずこの物語は、限界までシンプルに語ってしまえば、何らかの事件が発生し、主人公がその事件の中核を為す人物と対決することで解決に導く、というモノだ。しかしながら、ここまで書いて、多くの人が思い描くようなヒロイックな主人公観は、決して両儀式に当てはまるようなものではない。彼女は物語の中で終始、自分の為、あるいは自身の感情に従ってしか動いていない。独善的とすらいえない、野生動物のように本能に従って動いていると言うべきだろうか。作中においては、動物に例えるならウサギであると言及されたが、他人を遠ざけるという彼女の一側面の本質...この感想を読む