唐津九郎 - 黒鷺死体宅配便のキャラクター

表紙が好き。

ストーリーはタイトルのイメージ通り。死体からの依頼を聞く仏教大学出身の面々が、毎度金にならない仕事を請け負う。たいていの場合は｢どこそこに連れて行け｣的なので、結局死体を抱えて移動することになる。露出もそこそこ有り絵もうまいのに、なぜかあまり色気を感じない女性キャラ。そこがイイという漫画もあるが、ここはやはりもうひとつ色気も欲しいところ。男性キャラも合わせて、どれもこれもどこかで見た感が否めない。キャラ同士のいじり合いはまあまあ面白い。仏教大出身の設定が必要なのかイマイチわからない。もう少し、仏教っぽい感じがあってもいいのでは。いや、現代の若者層としてこれはこれでいいのかもしれないが。とはいえ、ストーリーは難なく読める。敢えて言うなら、もう少し踏み込んで欲しい。パターン化されている部分も多く、最後までサラ～と流れるように終わる。一話完結なので仕方が無いが、不可解事件多すぎ。まあ、そうし...この感想を読む