最強女子軍団とダメ男子たちのスポーツラブコメ
ヤワラちゃんの家族が個性的すぎる
とにかくおじいちゃんがガンガン前に出て行く、かなりめんどくさいけど、憎めないタイプ。町内に1人は居てくれて町内会長とかしてくれたりするので実はありがたかったするのですが。その真逆なのが息子でありヤワラの父親です。小さい時に娘に背負い投げされて出て行くって、どんだけわがままなのって最初思いました。でも、実際にあんな体格差で投げるという事はタイミングとかスピードがあってもやはり無理があるみたいです。お父さんは本気で投げられたわけではなく、その稽古の時点でヤワラの才能とか、自分では教えられないライバルと競い合うという事など先を見据えていたという事かと思います。でも、奥さんにも黙って出て行くなんてやはりわがままなのです。その2人を一挙にまとめ上げてしまうヤワラの母親の強さがさすがって思います。親友の富士子さんもそうですが、母は強しなんですね。
ヤワラちゃんの成長過程
柔道女子のアニメでも、原作者さんの描く女の子はとてもかわいいのです。現実世界では、筋肉もつけなきゃいけないし、トレーニングで汗臭いしでかわいさ半減してしまいます。特に試合中の目つきは、やはりアニメがいいです。大怪我につながるので仕方ないのですが。かわいい女の子が柔道やってくれたら、またヤワラちゃんとか言われるのでしょうか。ヤワラちゃんのキャラと声がバッチリあってて、今見てもかわいい。あんな感じで、試合の応援されたらオール一本勝ちできる気がする。柔道できないけど。中学生から大人になるまでのアニメで、服装や髪型、雰囲気までも大人になっていく姿は、成長ってすごいなに尽きますね。子供の時は親が全てみたいなものなのに、中学からは別の誰か、特に異性で本当に変わってしまう。ヤワラちゃんも最後には1人の大人の女性になってました。
ちょっと無理矢理なラブコメ
このアニメは、風祭さんと松田さんという全く別の性格の2人とサヤカ嬢との、ラブコメ要素が柔道にプラスされた感じです。ヤワラちゃんは基本的にダメ男子が好きなように思えます。身近にダメ男子しかいなかったし、呼び寄せる体質みたいです。高校ではダメ柔道部員を、短大では高校から続いて花園くん、そこから鶴亀トラベルと、色々とダメ男子ばかりです。このダメ加減がかわいいレベルギリギリなので、許せてしまう。ダメ男子としては安定のレベルの風祭さんと松田さんは特に社会人なのに残念と思ってしまいます。ただ、顔と財力と大人の優しさを合わせ持つ風祭さんが最初からリードしてたのは、ヤワラちゃんがまだ子どもだったって事だと思います。松田さんは最初は仕事だからかもしれないけど、いつも側に居ようとしてくれてたし、お金とか下心とか関係ない、相手を本当に気にかけている優しさで性格の良さがすごく出ていてよかったです。最後はみんないいところに収まった感があって満足できます。
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