※閲覧注意※現実離れしたもしかしたら”あなた”の身近にある物語
一線を超えてしまったアニメ
School Days-スクールデイズを見終わった時
もしかしたら人間不信に陥ってしまうかもしれません。
後味の悪さと人間の本質はそこにあるのかもしれないと感じるそんな作品です。
冒頭のストーリーは、ただよくあるようなラブコメ
主人公とメインヒロイン2人を中心にした三角関係
主人公の伊藤真はどこにでもいるような普通の高校生
そんな”普通”の男子高校生が、
”普通”恋愛をしてそして目を背けたくなるようなを迎える。
アニメ史上類を見ない壮絶な愛憎劇に誰もがこう思うのではないでしょうか?
「こんな高校生活ありえない。」っと
でも現実を見てみると、ニュースでこの物語のような惨劇は流れてくる。
女子高生惨殺事件
飛び降り自殺
高校生の殺人事件
学生の暴行・レイプ
など
アニメだからこそ現実離れしてる。
だからこそのアニメであり、その一線を超えてしまっては、見る人へトラウマを与えてしまします。
でもこのSchool Days-スクールデイズではその一線を超えてしまい、
下手をしたらトラウマになりかねない。
現に僕自身、このアニメを高校生の時にこのアニメに出会い
最終回を見終わった時の後味の悪さは今までみたアニメのなかで一番だったと思います。
高校生は見ないほうがいいかもしれません。
学生の性の乱れが露骨に表現
このアニメの特徴はもともとアダルトゲームだったのも影響されており、
性的表現が生々しい。
主人公の誠は2人のヒロインと結ばれていくのだが、
そのなかで自信の欲望を抑えられない現代人の性質がキャラクター性に溢れている。
プラトニックな交際をする主人公の誠とヒロインの言葉
誠に思いを寄せるもう一人のヒロインの世界
そのなかたびたび助言をくれる世界と肉体関係を結んでしまい、
この物語は混沌へと落ちていく。
誠はこれに味をしめたのか他の女子とも肉体関係を結び、次第に自生しなくなっていく。
これは、現代の学生にあらわれる性的な乱れではないだろうか。
セックスフレンドが当たり前
そんな時代背景が露骨に表現されているのと、
女性の肉食化
性の解放化
それの業が誠が背負っていく。
そして制裁の如く
惨劇が降りかかる。
負の感情が強調されるこの作品
すべての元凶は
主人公の誠であるがそれらすべてが彼の悪意によって起こされるのではなく、
あくまでまことは純粋なまでの人間の性をみせてくれれるようだった。
あなたの周りにも誠のような人は、
きっといるだろう、そう思わせるようなキャラクターと
共感されるべきではないが共感してしまうキャラクターのセリフ
だからこそこのアニメは、現実と非現実の境目を曖昧にさせてしまう。
事件になり最終回放送禁止
何と言ってもこのアニメ
事件になっていることが後味の悪さを強調している。
最終回(第12話)放送日前日の
2007年9月18日未明に発生した京田辺警察官殺害事件が発生された。
この事件はマスコミにも多く取り上げられ犯行の残虐さと女性関係が動機という、
このアニメに類に点もあり、報奨中止は止む終えない状態だった。
この事によりよりアニメの惨劇が現実味を帯びてきたと言ってもよいのではないでしょうか?
アニメの序盤から性的描写が多く、
中盤以降はセックスを示唆する表現が露骨なSchool Days-スクールデイズ
更にはヒロイン世界の妊娠
それに恐れをなした誠は自我が保てなくなる、
そして堕胎を提案をした誠は逆上したヒロインの世界に刺殺されてしまいます。
もはやこれだけで惨劇は終焉するはず、
この作品はされに追い打ちをかける。
誠の死体を発見したもう一人のヒロインの言葉
妊娠している世界を呼び出し惨殺
言葉は腹部をナイフで裂き
「中に誰もいませんよ」の一言と
世界の腹部から言葉を映すカメラアングルに背筋がこおりました。
あまりの気味の悪さに
テレビを消したくなったでもこれが現実で起きてることを知ることで
いま生きているこの世界で起きてる惨劇を肌で感じることで
少しでもこういった惨劇をなくせるのかもしれません。
なぜSchool Days-スクールデイズが流行ったのか?
なぜSchool Days-スクールデイズがこれあけはやったのか?
それはきっといまの満足した世界へのアンチテーゼなのかもしれません。
いまの社会は便利になり、
正直やろうと思ったことはなんでもできる。
そんな時代だと思います。
だからこそ、少しの障害で苛立ちを感じ
いままであったモラルが崩壊してしまい、普通では考えつかない惨劇になってします。
どこかでそんな気持ちをおもってしまう現代の若者の深層心理を付いた物語だからこそ
怖いもの見たさで見てしまう、衝撃的な作品だから。
人気作品になったのだろうと思います。
ただ閲覧注意です。
とてもじゃないですが健全なあなたは見るべきではないかもしれません?
心に少しでも闇を持っている人がこの惨劇をみて、
「まだわたしはましだ」と少しの救いになれればいいのではないでしょうか。
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