名作「おとぎ銃士赤ずきん」
物語と魔法
まず、本作品で目に付いたのは、ファンタジー作品で必須ともいえるでしょう、「魔法」の要素です巣主人公の赤ずきんほか、計3人が所属する、「四つ葉騎士団」はみな独自の魔法を持っていて、話の都度その技を披露しています。まず、赤ずきんは、シャイニングエッジ、グリムテイラー、白雪姫は、フローズンバスケット、アクアフィル、いばら姫がが用いるのは、ベルフラワー、ガーデンオブエデンなどの3人が多様な「魔法」を駆使して、敵と戦いながら物語が進みます。これは重要な要素だと思います。また、あとの話では「合体攻撃魔法」として3人が同時に出す必殺技があり、物語が進むにつれて気が手ごわくなっていく対抗策として繰り出した技があります。また、敵の重要キャラクターも主人公たちと同様に、魔法を使い、これらは「暗黒魔法」とよばれ、赤ずきんたちにとって大きな障害となります。
物語の中の決め台詞
赤ずきんたち四ツ葉騎士団三銃士の合言葉に、「じゅ〜しぃ〜」、「じゅ〜すぃ〜」、「 じゅ〜すぅぃ〜」があります。これらは作品中に頻繁に使われているセリフで、なかなか視聴率を上げる要素が詰まっていると、私は思います。ほかには、「ずっきゅ〜ん!」などがあって、様々なお楽しみ要素が詰まっていると思います。
様々な「敵」たちなど
まず、ヘンデルという少年は、サンドリヨンの参謀、また暗黒魔法の使い手としてたびたび赤ずきんたちの前に立ちふさがります。彼は、実はサンドリヨンの精神操作によって、感情が欠落、いつも表情がかけていました。ほかには、グレーテルという、ヘンゼルの妹に当たるキャラクターも現れます。「ミッシンググレイヴ」という大型の重力を操る剣を持っており、兄のためにどうにかして赤ずきんたちを倒して手柄を立てようとします。そして、野心家の魔女、サンドリヨンです。このキャラクターは人間を精神的に苦しめる作戦を得意とします。また数百年以上生きて人語を話す、長靴を履いた猫のランダージョ。秋葉原で売っているおでん缶が好物です。キュピは、ピンク色をした四つ耳のウサギで、そして、もう一人の主人公の鈴風草太は、草や花を元気に出来たり、話せたりする能力を持つ14歳の男の子です。草花の命を大事にする心優しい少年で、恋愛に関してはとにかく鈍いです。当初は赤ずきん達の行動にハラハラし、気疲れするような描写がありました。草太の幼馴染の女の子に、木ノ下りんごというキャラクターがいて、草太に気がある様子でした。料理が得意で特に肉じゃが作りが上手です。
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