勤しめ!仁岡先生の魅力
フリーダム過ぎる学校
改めて登場するキャラたちを見ると個性有りすぎだろ!と言いたくなるほどキャラが濃い奴が多いです。そんな連中が集まっている学校は廊下を台車が走るし教師(仁岡先生)が生徒(上原)にボコボコにされるなど、「自由な校風」では説明仕切れないほどヤバイと思いました。特に教師陣にまともな連中がいないという事も驚きました。てか、こいつらよく不祥事にならねえなと思う場面もちょくちょく出ていることも衝撃的でしたね。漫画の雰囲気にのまれて読者も読んでいるうちに正常な判断力を失っているからだろうか、明らかに現実でやった ワイドショー沙汰の騒ぎも何度かあったがいつの間にか「いつも通りの日常だなー」と納得してしまっていた自分がいることに気付いてしまったときのしてやられた感がなかなか良かったですね。
意外とまとも?
教師も生徒も奇人変人ばかりのいかれた学校だが、よくよく読んでみると先生方の台詞に「それは教師として良いのか!?」などもあり意外と教師としての常識などは持ち合わせているのだろうかと思ったりしたがその直後に「ガキは滅ぼす」などの発言もありまともなのか変なのか微妙なラインであると思いました。それに、よく読んでみるとテンションの上がり下がりが激しいことが判明。仁岡先生の時折見せる子供のようなはしゃぎ様や無邪気さなどと教師としての常識や正論を言っているときのシリアスな感じのギャップが大きく読んでいても飽きないようにしているなど話の波の付け方がとても上手だと感じました。尾高純一先生はなかなかの策士だと実感した瞬間でしたね~。まぁ、結論としては仁岡先生は「教師として…」のような事を言っていますが場面によって子供を滅ぼす発言や生徒一人一人のプロフィールをつけて生徒のことを理解しようとしたりと子供が嫌いなのか好きなのか考えれば考えるだけ謎 深まるばかりでした。
熱いバトル
たまにある教師VS生徒の戦いはどれも熱いぶつかり合いが多く何時もの日常の回とはひと味違った面白さが有りましたね~ 。球技大会や体育祭に夏休みのBSNYとのバトルなどボロボロになりながら戦うのは良いんですが、最後の方になるとちょっと最初と趣旨が違うくねと思うことが多いのも魅力のひとつですね。特にバトルで際だつのが河原先生の攻撃力!普段とは違い一段と際だって見えるのがバトル回の盛り上がりに欠かせない要素の一つだと私は思いました!
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