ろこどる引退時期について
流川ガールズ&魚心くん
流川市のろこどる、通称流川ガールズは高校1年生の宇佐美奈々子と高校2年生の小日向縁の二人で結成された。その後、ゆるキャラの魚心くんが誕生し、高校3年生の三ヶ月唯、高校1年生の名都借みらいが中に入ることになる。今回は、このろこどるたちの引退の時期について考えてみる。活動開始から1年経って時給は50円アップしたもののそれでも1050円、作中では触れられていないものの、魚心くんズも同じアップ額と考えられ1250円。さすがにこれだけの時給では学生生活が終わってからも続けられはしないであろう。では、彼女たちは学生生活が終わるまでろこどるを続けるのであろうか。それともそれよりも前に引退と言うことになってしまうのだろうか。ここではこのことを考えてみる。
魚心くんズの身長は
まず、重要な要素として、魚心くんズ、唯先輩とみらいちゃんの身長がどのくらいなのか、ということを考えてみる。魚心くんの中に入るためには146cm以下であることが求められるため、それを超えてしまえば必然的に引退となってしまうからだ。二人とも公式の設定はない。あくまで魚心くんに入れる146cm以下であることが分かっているだけだ。作中、身長が判明しているのは奈々子の158cmだけであるので、奈々子とみらいが並んでいる場面を参考にしてみらいの身長を計算により求めてみた。すると、約143cmであると算出された。また、唯先輩は作中の描写から、みらいよりもわずかに低いことが分かるため、二人とも魚心くんの中に入れる条件である146cmには余裕を持って届いておらず、今後身長が伸びたとしても146cmには届かないとみられる。したがって、身長が原因で早い引退を迫られることはない、という推測ができる。
魚心くんズの引退
唯先輩は高校を卒業し、声優学校に入った。活動の頻度自体は減ってはいるものの、声優学校に行っている間は魚心くんの活動を続けていきそうである。声優学校を卒業し、声優の仕事をつかめた暁には「引退」の二文字が浮かぶことになるだろう。その時に魚心くん自体をどうするかという話になるだろう。唯先輩の代わりの人がいれば続行ということにもなろうし、代わりがいなければみらいちゃん一人に負担を強いることになることから、唯先輩の引退=魚心くんの引退、ということにもなるかもしれない。みらいは一人でもやると言いそうだが、何よりも奈々子たちのことを考えるマネージャー的存在の沙織さんが許さないものと思われる。
縁さんの引退
今度は流川ガールズ側を見ていく。大きな懸案事項は、縁さんの海外留学であろう。縁さん本人が、「将来は海外留学してろこどる活動で広めた見識を生かして地域に恩返ししたい」と言っているように、いずれは留学することになるはずである。その時期によって、流川ガールズの解散、あるいはメンバー交代の時期が左右されると言えるだろう。ゆかりさん自身は奈々子との活動を楽しくこなしていて、奈々子にも好意を持っていることから、できるだけ長い間ろこどる活動を続けていきたいとは考えているはずである。ただ、いくら資産家の孫であろうが、留学ができる時期はある程度決まっているはずであろう。先の唯先輩の声優学校卒業の時期にもよるとは考えられるが、これを逃したら留学ができなくなるという最後の最後の時期まで延ばして、そこまでろこどる活動を続けそうである。もちろん、縁さんが留学している間、奈々子が一人で活動を続けていくことも考えられなくはないが、おそらくは、縁さんが留学するタイミングで流川ガールズ解散、奈々子もろこどる活動から引退、というこ運びになると思われる。流川ガールズ結成後は、不測の事態などで一人で活動することはたまにあれど、基本的に二人がセットで活動しており、世間的にも二人一組で認知されているわけだから、一人が引退すれば必然的にグループそのものも引退、という流れになるだろう。
奈々子、みらいについて
奈々子、みらいちゃんについては、個人としては早く引退する理由は見当たらない。今まで考えてきたように、他のメンバーの引退時期に合わせて引退、という流れ以外では早期引退の心配はないものと考えられる。
具体的な引退の時期は
これまでのことから、具体的な引退の時期を考えてみる。声優学校は長くても2年制であるから、縁さんの留学は唯先輩の声優学校卒業後に設定できそうである。したがって、流川のろこどる引退は唯先輩の声優学校卒業時になるものと思われる。これは奈々子とみらいが高校を卒業する時期にも重なり、引退の流れに持っていくきっかけとしてはこの上なく都合がいい。縁さんの留学も大学2年の時期に設定すれば、ろこどる活動終了後に即留学という流れも出来上がる。ろこどる活動を終えた奈々子、みらいは大学へ、縁は留学へ、唯は声優の仕事に、それぞれ新しい道へと進んでいくわけである。もっとも、奈々子とみらいが大学進学とは限らないのだが、新しい場所に進む門出であることは間違いないだろう。
- あなたも感想を書いてみませんか?
- レビューンは、作品についての理解を深めることをコンセプトとしたレビューサイトです。
コンテンツをもっと楽しむための考察レビューを書けるレビュアーを大歓迎しています。 - 会員登録して感想を書く(無料)