魔法が日常の世界
ドラマの実写みたいな風景や映像が魔法をよりリアルに感じさせる
しかも田舎の農業の風景と方言を喋る母親と標準語で喋るヒロインの娘。魔法士になったと連絡を受けて母親と喜びを分かち合ったあと1人草原の木の下で父親に心の中から報告。しかし後に友達との会話では方言になっていたんでこの子もやっぱり地方の子なんだなあと思いました。このアニメのタイトルは「魔法遣いに大切なこと 夏のソラ」ヒロインの名前はソラちゃんというので声優は雨宮天ちゃんにはならなかったんですね。まあいいんですが。役と声優の名前を合わせるパターンがたまにあるんで旬の声優なら使用されそうなものだと思っただけで花澤香菜さんの声も合っていていいですよ。
魔法というネタが絡んでいなければまるでおもひでぽろぽろみたいな
田舎出身のソラという1人娘が東京の下北沢というところに上京することになります。第一話はそんな感じの始まりで次回への伏線を張っていたんでこれはかなりリアル路線での魔法ものだなあと予感させられました。駅員みたいなサブキャラきの演技とかもすごく普通の人っぽい声優っぽくない演技だったりとにかくリアルさを大切にしているんだなあと思いました。魔法使いのクラスの学生も何だかとてつもなくモブきゃらっぽい生徒がいたりして遺伝子で決まる魔法の能力だから見た目はもちろん関係ないんだなあと納得させられました。あと魔法で氷を作るシーンで工業製品みたいにまるで仕事の効率を上げるみたい魔法を使っているのもやたらリアルさが良かったです。魔法トレーニングに工業が関わるのが実用的で、確かに魔法はアニメの中でも割といたずらっぽくファンタジーに使われていることが多かったんで魔法というもの自体を1つの技術として考えた時、魔法も人間が持ち得る特技といいますかスキルの1つなんだなあと思いました。
しかし魔法局という政府関係?の機関の存在が怪しい感じです
局員を演じていた人の声もすごく信頼性がありいい感じだったんですが何かその存在自体がちょっとおかしな感じで何を管理しているんだろうと疑ってしまうところもあります。魔法使いが割と魔法を私用に使ったりしてしまったりすることもあったんでそれは管理局は関与していないのかなあといいますか管理しきれていない?と心配になりました。ここで突然多少のリアルさが崩れたりするんですがうっかりなんでしょうか。よく分かりませんが。ここは何とかしてほしかったです。
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