もうひとつのぬ~べ~
鵺野鳴介は霊能力を持った高校教師。通称ぬーべー。ぬーべーは子供の頃から霊能力があり、妖怪にとり憑かれやすい体質だった。小学生の頃に鬼にとり憑かれてしまい、その時担任だった美奈子先生に除霊してもらうが、美奈子先生は除霊に失敗してしまい、鬼に食べられて亡くなってしまう。その後美奈子先生と同じ教師になり、生徒にとり憑いた鬼を自分の左手に封印することに成功する。その鬼の中には食べられてしまった美奈子先生もいる。学校に現れる妖怪を退治しながら、生徒達との絆を深めていく物語です。
原作は90年代に大ヒットして、アニメ化もされました。このドラマ版は原作とは違う所が多いです。小学生が高校生の設定になっているのは、物語を進めていく上でかなり無理があると思います。小学生はともかく、高校生になってまで妖怪は信じません。ドラマでは左手の中の鬼と会話できたりオリジナル設定もあります。原作と同じ生徒達の名前は使用していますが、個性豊かなキャラクターを生かせてない気がしました。ぬーべーもなんだか中途半端で残念です。唯一良かったのは、妖狐玉藻役に速水もこみちさんを器用したことです。ドラマでは同じ高校教師になっていて、ぬーべーや生徒達と接することが多く、出演時間が多かったのですが、カツラなどを使い原作に近いルックスになり玉藻風に上手く演じていたと思います。
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