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- 家の中に入ってしまった他人 誰も聞いてくれない声
3.883.88
- 映像
- 3.63
- 脚本
- 3.75
- キャスト
- 3.88
- 音楽
- 3.38
- 演出
- 3.88
- 感想数
- 4
- 観た人
- 3
カップルは産んだ子供が死産だった事から、妻は精神が不安になってしまう。この死産や流産を経験した人は、深く頷いてしまうでしょう。
しかし、彼らには可愛い2人の子供が居るんだけど、下の女の子は6つかな、実際に耳が聞こえない女の子ですが、この子が愛らしい。上に兄が居るのですが、その2人の子供では心が埋まらない所が哀れを誘います。
母はピアノを弾くのですが、娘には聞こえない、聞いて欲しくても聞こえない。そこでカップルは養子を迎えようとふっと考えるのです。だれがこのカップルに指をさせるでしょうか。
孤児院から迎えた養子、カップルには理想の女の子に見える。
この新しい養子が家庭に入ってから、少しずつ歯車が狂っていきます。
少しずつ養子は様子が変わっていく、この子は何なんだろう、何処から来たんだろう、何を考えているのだろうと、少しずつ内面に食い込んでくる恐怖を味わえる。
最後はワタシこういうの始めて見ました。
ホラーサスペンスお好きな方にお勧めします。ぜひどうぞ。がっかりさせません。
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他のレビュアーの感想・評価
そんなこともあるのかと思う
なんとなく観るチャンスがあって、ホラー映画のノリで観ましたが面白かったです。設定が新しいというか「へー、そういう設定もありか。」と感心しました。これ、ネタは女性ならなんとなく感づくのではないかと思います。主役の孤児の少女、登場すぐからもうかなり怪しいです。なんだかわからないけど、怪しい、これは子供ではなくてすでに「女」だ。というのがわかるのではないでしょうか。ただ、展開がこうなるとは思いませんでした。私が想像していたのは「霊によって肉体を乗っ取られた少女」的なことだったので、いい意味で裏切られた作品です。演じたのは本当に少女の子役さんだそうですが、彼女、うまいです。成長が楽しみな俳優さんになるといいですね。
4.04.0
設定はおもしろい
設定はとても面白い。どんでん返しというのだろうか。エスターが誰であるかを最後の最後で示し、すべてのつじつまがあうようになっている。ただ、旦那は馬鹿だし、警察も無能だ。司法解剖を知らないのだろうか。手で折れたのか万力で折れたのか区別がつかない医者もどうかと思う。演出は、「いるかもしれない・何かくるかもしれない」というような音楽を流し、何もない、というのをやりすぎている。そのおかげで、後半になると「ああ何もないんだろうな」と思うようになり、最終的にやはり何もない。それも、最後には、「ああ何もないんだろうな」と思わせながら何かあって思いっきり脅かすぐらいのことをしてほしかった。ダニエルとマックスのその後が気になる。心の傷と、元アル中で無職の母とどう生きていくんだろう。
2.52.5
近年見たホラーの中で間違いなくNo.1!
本作を評価したのは、まず新しさですね。下垂体機能が異常で発育不全の成人女性が子供に扮して、家族の養子となっては夫を奪うために邪魔者を消していく。それが失敗すれば夫も殺してまた別の家族へと…。反社会性人格障害ばかりがホラーで扱われている中で、これを出してきたのは新しい。それから、エスターの怖さは秀逸です。徹底してますね。なお、エスター役のイザベラ・ファーマンちゃんはもちろん12才です。映画『ハンガー・ゲーム』に、かなり憎たらしい役で出ています。本当に演技が上手な子ですね!ちなみに別エンディングあるのですが、本編でいいと思います。エスターのしつこさは神がかってますね。てか、マックスちゃんがかわいい!
4.54.5
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